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2011.05.06 居酒屋わん
チャーリー浜の本気心。








みんなで集まって、酒を飲むという行為。

正直、俺はこうした飲み会というものが、得意ではない。


その酒の席の人間関係性に疲れてしまうからだ。








特に酒を飲ませることを生業としている水商売の席が苦手である。


男性が総じて、「楽園」と評するキヤバクラという場所しかり。

何故、商売の酒の席での人間関係性に疲弊が生じてしまうのか?


俺が酒が全く飲めないということもあるが、一番分かりやすいのは水商売の人間で、キヤバクラ嬢のあの「独特の距離」のとりかただ。


馴れ馴れしいのになにも見せていない、あの対人の技術。


彼女らは、声帯の開いた抑揚のない発音と、少し鼻にかかった発声でまずこう言う。


「お仕事何やっているんですか?」


「私らもこういう仕事してるからわかるけどー」


「428さんはお酒何飲みます?」


「えーうそー飲めないんだー」


彼女らは、まず総じて物理的な距離を縮める。

胸元の大きくあいた服で、どんな寒い季節でも膝上何センチかの短いスカートで。もちろん香水の香りも、武器の一部だ。


彼女らは、客の個人情報に興味を持つ。


これは「あなたに関心がある」という意味だ。

そして、客をスゴいもの、強いもののように扱う。そして、そうしたものに魅力を感じているのだ、ということを、隠微?淫靡?なかたちで示す。こうしたものは古代からある「媚びの様式化」と呼ぶ(嘘)



あなたはスゴい


私はあなたのことが知りたい。


私は、あなたのものになりたいのです。


それが彼女らの主張だ。




もちろん、これは彼女らの仕事だ。

そのための技術だ。

しかし、同時に仕事だと男に思ってもらっても困る。

出来レースであろうとも、ほんの一瞬でも男を騙せなければならない。そうした矛盾を隠す為の、彼女たちの技術を、俺は素直に賞賛したい。


キヤバ嬢たちの技術は、男の「こうしたい」という欲望に対して、最適化されている。

また自分が「こうありたい」という理想に近いものを、体現して言葉と瞳で、男を祭り上げることに最適化している。


ただ、俺は酒を全く飲まない。


飲まないのではなく、飲めない。



だから、ふと冷静になった瞬間にそれがたまらなく「気持ち悪い」。



割りきればよいという話もあるが、彼女たちが職業的に衣服のようにまとったあの媚態は、俺に「おまえも欲望に堪えられない男になれ!!」と強要している。


そういった行為をするべき、TPOなのだと、薄っぺらな人間関係の中でいきなり強要され、それに従ってしまう、自分が赦せないのだ。


たかが酒の席。



にも関わらず、重度の中二病患者みたいに常に見えない敵と戦っているようだ。

あなたには見えるだろうか。

人間を不自由にするものが。

人間を見えない鎖で縛り、その人の見る世界を矮小化させるものが。


見えないのならば、それはおそらく幸いなことだ。


あなたの敵は目に見えるものだ。


そしてあなたは大人なのだろう。

しかし俺には見える。


見えても糞の得にもならない敵が。







ああ、酒の席でひとつだけいいことがあった。


人間ポンプが思いの外、受けたこと。







おわり(・∀・)




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